錦織圭ゲリーウェバーオープン2015準決勝結果セッピ戦で棄権

ゲリーウェバーオープンの準決勝第2試合で
錦織圭選手はアンドレアス・セッピ選手と
対戦しましたが、

錦織圭選手の棄権により、第1セットの第6ゲーム前に
試合を終えることとなりました。


錦織選手のゲリーウェバーオープン2015は
ベスト4という結果で終わります。


1回戦から良い戦いをしてきただけに
悔やまれますが、
29日からのウィンブルドンのことも考えて
仕方ないかなという感じですね。

錦織圭の準決勝ふりかえり

錦織圭選手は左足ふくらはぎに
テーピングをしての登場となりました。

第1セット
第1ゲーム
錦織圭選手のサービスから始まりますが
サーブのフォームが最初から
いつもと違います。

サーブに力がなく
明らかにふくらはぎに力が入らない状態です。
返されるボールへの反応も悪く
足が動きません。

結局、１ゲーム目をあっさりと
ブレイクされ取られました。
カウント０－１


第2ゲーム
セッピのサーブ。
もう全然ボールに追いつけません。
錦織圭選手は左足を気にしています。

このゲームはラブゲームで取られます。
カウント０－２


第3ゲーム
錦織圭選手のサーブから始まりますが、
サーブを打った後も
ベースライン中央からほとんど動きません。
しかしセッピ選手のミスが目立ち
このゲームをなんとか取りました。
カウント１－２


第4ゲーム
セッピのサーブで始まります。
サービスエースを2本決められ
錦織選手は空振りまでしてしまいます。

このゲームもあっさり取られました。
カウント１－３


第5ゲーム
錦織選手のサーブから始まります。
もう全然動けません。

会場の誰もが錦織選手の状態が
悪いことに気付いています。
カウント１－４










第6ゲームに入る前に
錦織選手はトレーナーと相談の上
第1セットの途中1-4で
棄権することとなりました。


錦織選手はセッピ選手に握手を求めにいき
何か喋っていましたが、

｢早く直してね｣

｢良くなったらまた戦おう｣

とでも言っていたのでしょうか･･･


試合中は敵ですが
こういう相手を敬うところが
スポーツマンとして気持ちの良いところですね。


せっかく試合を見に来た観客は
途中で試合が終わってしまって
残念だったと思いますが、

錦織選手が退場する時には
拍手で見送ってくれました。

錦織選手は下を向いたまま
手を上げて拍手に答えていました。



試合後のインタビューで
準々決勝のヤノヴィッツ戦の後半に
サーブを打った時に左ふくらはぎに
痛みが出ていたようです。


その試合中はなんとか大丈夫だったのですが、
準決勝当日の朝になっても
痛みがひかずにテーピングして
準決勝に出たそうです。


到底まともな試合は出来ない状態だったと
思うのですが、
お客さんのことも考えて
出るだけ出てみたのでしょうか･･･


セッピ選手も勝ったとはいえ
とても喜んでいるような感じではなかったです。
錦織選手の事を気遣っているようでした。


セッピ選手は決勝でフェデラー選手と
戦うことになりますが、
錦織選手の分まで頑張って
優勝を目指していただきたいです。



ウィンブルドンまで約10日です。
その前にエキシビジョンの大会がありますが、
そこには出場しないかもしれませんね。

しっかりと足を直して
大舞台に挑んでもらいたいのですが、

足の状態が気になりますね･･･
今季はここまで大きな怪我もなく
いい状態が続いていましたが

負担のかかる芝コートが原因で
痛めてしまったのでしょうか。



今後の錦織圭選手の状態が気になります。

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